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永遠の夏の中で
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望遠鏡

潮の満ち引き

離れていても同じ空を 見上げていたあの時

月が満ちるたびに 君を思い出していた


言葉にならない想いは届かないまま


星の見えない夜にも光はそこにあって

今も世界は 戻れない速度で広がっている


歳月が巡るたびに心は遠去かっていくけど

潮の満ち引きのように


月の光は変わらずに

この世界を照らしつづけている

きっと今も 遠くで眠る君の

窓辺に降り注ぎながら



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